38℃以上の発熱や喉の痛みなどを伴う場合には、コロナ・インフルエンザ・溶連菌感染などが疑われます。まず抗原検査を行いましょう。
肺炎・気管支炎・尿路感染症などが疑われる場合には採血・胸部レントゲン・尿検査などを必要に応じて行います。
コロナ・インフルエンザ・溶連菌感染 その他ウイルス感染 肺炎・気管支炎・尿路感染症など
これまで経験したことのないような突然の頭痛・手足の麻痺・意識がぼーっとするような場合には救急車の要請をおすすめします。
まずは症状をお伺いして、筋緊張性頭痛・片頭痛・群発頭痛などを鑑別してゆきます。
必要に応じて他の病院で頭部CTやMRIの検査をしていただく場合もあります。
筋緊張性頭痛・片頭痛・群発頭痛・三叉神経痛・風邪などに伴う頭痛・頭蓋内病変など。
インフルエンザ・コロナ感染などに引き続いて起きる慢性の咳は感染後咳嗽である頻度が高いのですが、数週間続いている場合には、採血検査・胸部レントゲン検査を行い、まず感染を除外します。
アレルギーの関与や咳喘息の可能性もありますので症状に応じてお薬を処方いたします。
感染後咳嗽・後鼻漏・逆流性食道炎・咳喘息・慢性閉塞性肺疾患など
発熱・嘔吐を伴い、痛みがひびき、歩くこともできない場合には救急車の要請をおすすめします。
痛みの部位や触診による痛みの程度を確認して、採血検査などを追加してゆきます。
高度の炎症反応を認める場合や虫垂炎などが疑われ、緊急性が高い疾患が疑われる場合には、他の病院を紹介する場合もあります。
急性胃腸炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍・胆石症・憩室炎・虫垂炎・イレウスなど
左胸が締め付けられるように痛い・冷や汗を伴うなどの場合には救急車の要請をおすすめします。
慢性経過の場合には、心臓以外の原因のことが多いです。症状をお伺いし、必要に応じて心電図・胸部レントゲン・採血検査などを行ってゆきます。
肋軟骨炎・帯状疱疹・胸膜炎・肺炎・狭心症・逆流性食道炎など
突然に起きた呼吸困難・元々気管支喘息の診断を受けているなどの場合には救急車の要請をおすすめします。
慢性経過の場合には、胸部レントゲン・心電図・心臓超音波・採血検査などを行い、原因を調べてゆきます。
貧血・心不全・気管支喘息・肺炎・慢性閉塞性肺疾患・気胸など
変形性関節症に由来した、しびれの頻度が高いですが、他の原因の場合もありますので経過を伺い検査をしてゆきます。
原因によっては他院を紹介することもあります。
手根管症候群・変形性頚椎症・変形性腰椎症・ヘルニア・糖尿病など
突然に発症し、激しい頭痛・麻痺などの症状を伴う場合には救急車を要請することをおすすめします。
症状をお伺いして、必要があれば採血検査・心臓の超音波検査を行う場合もあります。
めまいに伴った嘔吐がひどい場合には点滴なども行います。
良性発作性頭位変換性めまい症・メニエール病・前庭神経炎・貧血・脳血管障害など
症状をお伺いして、必要に応じて採血検査・便の検査などを行います。
細菌性性腸炎・ウイルス性腸炎のことが多いですが、長期間にわたる場合や血液が混入する場合などは大腸カメラの検査をおすすめします。
大腸カメラが必要な場合には他院をご紹介します。脱水症状を伴う場合には点滴を行います。
細菌性性腸炎・ウイルス性腸炎・過敏性超症候群・炎症性腸疾患など
急性胃腸炎によることが多いのですが、腹痛・発熱などの症状を強く認める場合には、採血検査などを行います。
急性胃腸炎・虫垂炎・心疾患・頭蓋内病変など
症状をお伺いして、必要に応じて採血検査・胸部レントゲン・心臓超音波などの検査を行ってゆきます。熱中症などが疑われる場合には点滴などを行います。
感染症・糖尿病・甲状腺疾患・悪性腫瘍など
尿に蛋白を認める場合や心臓機能が低下している場合、血液の循環が悪い場合が考えられます。
尿検査・心臓の検査を始め、採血検査などを行い進めてゆきます。
ネフローゼ症候群・慢性心不全・肝硬変・蜂窩織炎・深部静脈血栓・鬱滞など
痛風発作や関節リウマチなどが疑われる場合には採血検査やレントゲン・超音波検査などを行ってゆきます。
関節リウマチ・痛風発作・偽痛風・変形性関節症など