腎臓内科では、尿検査の異常(尿タンパク・尿潜血など)や腎機能の低下(eGFRの低下)を認める慢性腎臓病の患者さんの治療を行い行ないます。
慢性腎臓病とは、原因となる病気が何であっても、尿検査の異常や腎臓の障害、または腎機能の低下が 3か月以上続いている状態を指します。
自覚症状がほとんどないまま進行することも多く、気づかないうちに腎機能が低下してしまうことがあります。
慢性腎臓病の患者様は、心筋梗塞などの 心血管病を合併しやすいことが知られており、また進行すると透析や腎移植が必要になる場合もあるため、早期の発見と適切な管理がとても大切です。
国内では、慢性腎臓病の患者様は約1330万人(成人の約18%、8人に1人)と推定されており、透析療法を受けている方も年々増加しています。
そのため、慢性腎臓病は「新たな国民病」として注目されており、日本腎臓学会を中心に、国や自治体が普及啓発や対策に取り組んでいます。
当院では、慢性腎臓病の 早期発見 に努めるとともに、進行を遅らせるための保存的治療や、合併症の検査・治療を行っています。患者様が安心して治療を続けられるよう、丁寧にサポートしてまいります。
慢性腎臓病の原因には、糖尿病性腎症、慢性糸球体腎炎、腎硬化症、多発性嚢胞腎、急速進行性糸球体腎炎、間質性腎炎、自己免疫生疾患に伴う腎炎など様々な疾患があげられますが原疾患が何であっても、尿検査の異常や広く腎臓に障害がある、または機能が低下しているという慢性の状態が3ヶ月以上持続している病態を示します。
慢性腎臓病の患者さんでは、心筋梗塞などの心血管病合併の頻度が高く、また無症状のうちに腎機能が低下し、透析や腎移植を必要とすることも少なくないので注意が必要です。
患者さんは1330万人(20歳以上の成人の18%、8人に1人)いると考えられ、2011年末には透析療法を受けている患者さんは30万人を超え、慢性腎臓病は新たな国民病として注目されています。そのため、日本腎臓学会を中心に国や自治体などが、普及啓発などの慢性腎臓病対策を進めています。
当院では、慢性腎臓病の早期発見および保存療法・合併症の検査治療を行なってまいります。
このような症状のある患者様へ
このような症状が気になる方へは、腎臓の状態を正確に把握するため、以下のような検査や確認を行います。
慢性腎臓病の診断がついている方には、血圧や高脂血症などの生活習慣病がある場合、その管理を行いながら、病気の進行を遅らせるための治療を行います。
必要に応じて、SGLT2阻害薬やアンジオテンシン受容体拮抗薬などの内服薬を使用し、腎性貧血に対する治療も行っていきます。